11R

スプリンターズS

15:40発走 / 芝1200m (右 外 C) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 中山 9日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 16頭
本賞金:9500,3800,2400,1400,950万円
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レース回顧

■ストレイトガールが混戦に断! GI・2勝目!

 各馬ほぼ揃ったスタート。まずは、7番ベルカントがダッシュ良く出て行くが、9番アクティブミノルがこれを外から交わし、さらに8番ハクサンムーンが押して押してハナを奪いきった。ハクサンムーンはそのままアクティブミノルとのリードを広げていく。アクティブミノルから1馬身差の3番手に13番ミッキーアイルが上がってきたが、完全に掛かっている様子。1馬身差でベルカント、さらに1馬身差で4番サクラゴスペル、その内に1番リッチタペストリー、直後に2番ストレイトガールと11番レッドオーヴァルが続く。1馬身半差で3番リトルゲルダと15番コパノリチャード、直後に5番スギノエンデバーと12番ウリウリ、2馬身開いて6番ウキヨノカゼ、さらに1馬身差で16番ティーハーフ、その内の最後方が14番フラアンジェリコとなった。

 600mの通過タイムは34.1秒。馬群は既に4コーナーに差しかかっており、ハクサンムーンのリードはほとんどなくなった。ベルカントは変わらず4番手、ストレイトガールは中団の内におり、ウリウリ・ウキヨノカゼ・ティーハーフは外から最後の直線勝負にかける態勢。

 直線に入り、一杯になったハクサンムーンをアクティブミノルが捕らえ、その外からミッキーアイルが迫る。その後ろのベルカントは全く伸びず、かわってサクラゴスペルが4番手に浮上。馬群の中で窮屈になっていたストレイトガールも進路を確保し追撃を開始、その外からはウリウリとウキヨノカゼが脚を伸ばしてきており、リッチタペストリーも内で馬群を縫って上がってきた。戦前の予想に違わない混戦のゴール前となったが、最後はストレイトガールが一気の伸び脚を見せて各馬を差し切り決着。春のヴィクトリアマイルに続く2つ目のGIタイトルを獲得した。3/4馬身差の2着には最後まで渋太く伸びたサクラゴスペルが入り、さらにクビ差の3着には外から追い上げたウキヨノカゼが入った。以下、アタマ差で4着ミッキーアイル、クビ差で5着ウリウリ、アタマ差で6着リッチタペストリーという結果となった。ベルカントは13着(同着)だった。勝ちタイムは1分8秒1(良)。

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