■トゥインクルが4馬身差V フェイムゲーム3連覇ならず2着
まずは5番マドリードカフェがハナを切り、半馬身差で6番ゴッドフロアーが続くが、13番ネオブラックダイヤが外からこれらを一気に交わして先頭に立った。さらに14番ペルーサもネオブラックダイヤに続いて2番手に浮上、3連覇のかかる16番フェイムゲームは後方3番手につけて1周目のホームストレッチへ。
1000m通過のタイムは63.0秒。先頭は変わらずネオブラックダイヤ。1馬身半差でペルーサ、さらに1馬身差でマドリードカフェとゴッドフロアーが続く。2馬身差で8番エバーグリーン、その直後に4番マイネルメダリストと12番ニューダイナスティ、1馬身差で7番タンタアレグリア、さらに1馬身半後ろに3番ファタモルガーナと10番トゥインクルが並ぶ。2馬身開いて11番モンドインテロ、1馬身半差で1番スピリッツミノルが続き、その外に2番ホッコーブレーヴが上がってきた。1馬身差で15番カムフィー、さらに1馬身差でフェイムゲームが続き、3馬身離れた最後方が9番サイモントルナーレとなった。
2周目に入り、向正面でトゥインクルがじわじわと進出を開始、4コーナーで先頭に立った。これにタンタアレグリアも続いて3番手に浮上。フェイムゲームはまだ後ろのままで最後の直線を迎える。
直線に入り、トゥインクルが後続との差をどんどん広げて独走状態に入る。大外のフェイムゲームが懸命に脚を伸ばして2番手に浮上したが、トゥインクルとの差は絶望的。最内を突いたファタモルガーナが単独3番手だが、これもフェイムゲームとは大きく離れた。結局、トゥインクルはフェイムゲームに4馬身差をつけて優勝、本馬を管理する牧田和弥調教師とともに重賞初制覇を果たした。2着フェイムゲームからさらに5馬身差の3着には、ファタモルガーナが入った。タンタアレグリアは4着、モンドインテロは6着だった。勝ちタイムは3分37秒8(稍重)。