■サトノノブレスがコースレコードでV　重賞4勝目

　好スタートを切った1番メイショウナルトがそのままハナに立ち、これに6番トラストワン、7番パッションダンスなどが続いて最初のコーナーへ。

　2コーナーに入って、メイショウナルトのリードは2馬身半ほど。2番手にトラストワン、その外にパッションダンス、この2頭の間に3番サトノノブレスが続く。1馬身半差で10番ヤマカツエース、1馬身差で2番プランスペスカ、さらに1馬身後ろを4番アズマシャトルが追走。1馬身差で12番ステファノス、半馬身差の内に5番アクションスター、1馬身差で9番マジェスティハーツ、その後ろに8番メイショウカンパクと13番クランモンタナが並び、3馬身差で11番フラガラッハ、さらに1馬身半差の最後方が14番フレージャパンとなった。

　前半1000mの通過タイムは59.0秒。3-4コーナーでパッションダンス、サトノノブレス、ヤマカツエースがメイショウナルトに並びかけてきた。

　直線に入り、パッションダンスとサトノノブレスがメイショウナルトを交わす。ヤマカツエースは追って伸びず、替わってその後ろのプランスペスカと外のステファノスが上がってきた。残り200m地点でサトノノブレスがわずかに先頭に立ち、内で食い下がるパッションダンスをじりじりと離していく。さらにゴール前ではプランスペスカとステファノスが外から襲いかかってきたが、サトノノブレスはこれも凌ぎゴールイン。今年3月の中日新聞杯に続く重賞4勝目を挙げた。2着はクビ差でステファノス、3着はさらにクビ差でプランスペスカとなった。ヤマカツエースは6着だった。勝ちタイムは1分57秒6(良、コースレコード)。