■3歳馬シュウジが差し切り重賞2勝目 関西馬8年ぶりのV
8番ミッキーアイルがハナを切り、1馬身差で6番イスラボニータ、直後に4番エイシンスパルタンと14番レッドアリオンが続く。その後ろで1番サンライズメジャー、2番シュウジ、5番ダンスディレクター、15番フィエロらが一団に。1馬身差で9番スノードラゴン、その直後に3番ロサギガンティア、13番ゴールデンナンバー、16番グランシルク、さらに1馬身半差で11番トウショウドラフタと10番ヒルノデイバローが続き、この2頭の後ろの12番サクラゴスペルが最後方となった。
600mの通過タイムは34.9秒。イスラボニータは逃げるミッキーアイルをピッタリとマーク、後続各馬も一団となって3-4コーナーを回る。
直線に入り、イスラボニータがミッキーアイルを交わして先頭に躍り出る。ミッキーアイルは一杯になり、替わって外からダンスディレクター、フィエロ、シュウジらが脚を伸ばしてきた。一旦は抜け出す形になったイスラボニータだったが、ゴール前でシュウジが猛然と襲いかかる。最後はシュウジがわずかに出て優勝、2008年のマルカフェニックス以来8年ぶりの関西馬Vを果たした。イスラボニータはアタマ差の2着、さらにクビ差の3着にはフィエロが入った。ミッキーアイルは6着、グランシルクは7着だった。勝ちタイムは1分21秒9(稍重)。