■アエロリットが逃げ切り古馬撃破! アドマイヤリードは6着
2番アエロリット、3番シャルール、8番クロコスミアらがハナを窺うが、アエロリットがこの争いを制して最初のコーナーへ。1コーナーを回り、アエロリットがぐんぐんと後続とのリードを広げていく。5馬身ほど離れた単独番手がシャルール、さらに3馬身離れてクロコスミアと7番ヤマカツグレース、さらに1馬身差で9番ラインハート、その外に10番パールコードが続く。1馬身差で1番トーセンビクトリー、その外に11番ノットフォーマルが上がってきた。1馬身差で13番エテルナミノル、直後に4番クインズミラーグロと12番アドマイヤリードが続き、1馬身半差で6番マキシマムドパリ、さらに1馬身後ろの最後方が5番ハツガツオとなった。
1000mの通過タイムは58.3秒。大逃げの形になったアエロリットは3コーナーで一旦息を入れて、後続を引きつけた。アドマイヤリードとマキシマムドパリは後方のままで最後の直線を迎える。
直線に入って、再びアエロリットが後続を引き離しにかかる。トーセンビクトリーが斜行してしまいながらも2番手に浮上し、馬群の中からはクインズミラーグロが脚を伸ばしてきた。アドマイヤリードとマキシマムドパリは位置取りの差で厳しい。後続を離したアエロリットは、そのままリードを守ってゴール。古馬を破り、NHKマイルCに続く重賞連勝を果たした。2着は2.1/2馬身差でトーセンビクトリー、3着はさらに1.1/4馬身差でクインズミラーグロとなった。アドマイヤリードは6着、マキシマムドパリは7着だった。勝ちタイムは1分45秒7(良)。