■ロンドンタウンが差し切りV! 日本レコードで重賞2勝目
3番ドリームキラリが押してハナを切り、これに4番テイエムジンソク、7番タマモホルンなどが続いて最初のコーナーへ。
1コーナーを回って、ドリームキラリのリードは2馬身。単独2番手にテイエムジンソク、1馬身半差でタマモホルン、その内に2番ロンドンタウンが続き、これらの外に10番モンドクラッセが上がってきた。1馬身差で6番リッカルドと11番クリノスターオー、1馬身差で1番コスモカナディアン、直後に5番オヤコダカ、12番リーゼントロック、9番ピオネロが続く。1馬身差で8番ラインハート、1馬身半差で13番メイショウスミトモ、さらに2馬身後ろの最後方が14番ショウナンアポロンとなった。
残り1000m地点(700m通過)でのタイムは41.5秒。3コーナーに入って、テイエムジンソクが抜群の手応えでじわじわとドリームキラリに並びかけていく。2頭の後ろのロンドンタウンも手応え良く内を回って最後の直線を迎える。
直線に入ってテイエムジンソクが満を持して追い出すも、先ほどの手応えほどには伸びず、逃げるドリームキラリをなかなか交わせないでいる。内にいたロンドンタウンは前2頭の外に出して追撃態勢に入った。モンドクラッセは4コーナーで一杯になっており、ピオネロも位置取りの差で苦しい。残り100mを切って優勝争いはドリームキラリ、テイエムジンソク、ロンドンタウンに絞られたが、最後はロンドンタウンが突き抜けてゴールイン。今年2月の佐賀記念に続く重賞2勝目、JRAでは初めての重賞制覇を果たした。1/2馬身差の2着争いは、テイエムジンソクに軍配が上がった。ハナ差でドリームキラリが3着。ピオネロは7着、モンドクラッセは10着だった。勝ちタイムは1分40秒9(重、日本レコード)。