■3歳馬ウインブライトが押し切りV　重賞2勝目

　1番プリメラアスールがハナを切り、これに7番フェルメッツァ、5番ケイティープライド、3番ウインブライト、10番マイネルミラノなどが続いて最初のコーナーへ。16番サンマルティンはマイネルミラノの後ろで掛かっている。

　2コーナーに入り、プリメラアスールのリードは1馬身半。フェルメッツァが単独2番手、2馬身開いてウインブライト、さらに1馬身差でマイネルミラノが続く。直後にケイティープライドとサンマルティン、この2頭の間に13番スズカデヴィアス、さらに1馬身差で2番ベルーフと15番フルーキーが並ぶ。直後に6番ヒストリカル、その内に8番マイネルスフェーン、1馬身差で14番マサハヤドリーム、1馬身差で4番ショウナンバッハ、2馬身開いて12番マイネルディーン、さらに3馬身離れた最後方が11番ツクバアズマオーとなった。

　前半1000mの通過タイムは61.6秒。ここで先頭はマイネルミラノに替わった。3コーナーに入り、フェルメッツァとウインブライトがマイネルミラノに並びかけていく。その後ろのサンマルティンはかなり手が動いている。

　直線に入って、ウインブライトが先頭に躍り出た。その後ろからはヒストリカル、外からはスズカデヴィアス、マイネルディーン、ショウナンバッハ辺りが脚を伸ばしてきた。サンマルティンは全く伸びない。ゴール前は粘るウインブライトにヒストリカルとスズカデヴィアスが襲いかかる形となったが、ウインブライトはこの古馬2頭の追撃を凌ぎ切ってゴール。春のスプリングSに続く重賞2勝目を挙げた。

　2着はクビ差でスズカデヴィアス、3着はさらにハナ差でヒストリカルとなった。以下4着マイネルディーン、5着ショウナンバッハ、サンマルティンは14着だった。勝ちタイムは2分0秒2(良)。