■ブラックスピネルが逃げ切り重賞初V! エアスピネルは3着
2番ブラックスピネルがハナを切り、1馬身差で3番マイネルアウラート、さらに1馬身差で1番ダイワリベラルが続き、その外に10番ヤングマンパワーが上がってきた。2馬身開いて7番エアスピネル、1馬身差の内に5番プロディガルサン、外に8番タガノブルグが続く。2馬身開いて4番ストーミーシー、1馬身差で6番ブラックムーン、さらに1馬身半後ろの最後方が9番ロイカバードとなった。
600mの通過タイムは37.2秒。超スローペースに持ち込んだブラックスピネルを先頭に、各馬3?4コーナーを回って最後の直線へ。
直線に入ってもブラックスピネルの余力は十分で、2番手のマイネルアウラートが手を動かしているのを尻目に持ったままでいる。その後ろからはエアスピネルとプロディガルサンが脚を伸ばしてきている。ヤングマンパワーは追って伸びない。ブラックスピネルはマイネルアウラートを完全に振り切り、残り200m地点で1馬身半ほどのリードをつけた。ここでプロディガルサンが2番手に浮上し、ブラックスピネルとの差を詰めていく。エアスピネルは一歩遅れてしまった。最後は、ブラックスピネルが懸命に追い上げてきたプロディガルサンをクビ差退けてゴールイン。初めての重賞制覇を果たした。エアスピネルは、2着プロディガルサンから1/2馬身遅れての3着。ヤングマンパワーは6着に終わった。勝ちタイムは1分34秒9(良)。