■スワーヴリチャードが内から抜け出し完勝! 20年ぶりの3歳馬V
積極的にハナを主張する馬がおらず、2番マイネルサージュがじわりと先頭に。これに8番カレンミロティック、1番セダブリランテス、13番ハッピーモーメントなどが続いて最初のコーナーへ。
2コーナーに入り、マイネルサージュのリードは1馬身半。カレンミロティックが単独2番手、3馬身開いてセダブリランテスとハッピーモーメントが並ぶ。1馬身差で7番ソールインパクト、直後に10番サラトガスピリット、その内に4番スワーヴリチャードがいる。1馬身差で9番シホウ、半馬身差の外に11番アルバートと14番レコンダイト、さらに1馬身差で5番トウシンモンステラが続く。1馬身差で15番ヒットザターゲット、半馬身差の外に12番トルークマクト、1馬身差で6番プレストウィック、2馬身開いて16番カムフィーが続き、さらに3馬身後ろの最後方が3番デニムアンドルビーとなった。
1000mの通過タイムは60.4秒。3コーナーに入り、各馬が前との差を詰めていく。スワーヴリチャードは内をスムーズに通って先団を射程圏に。その外にセダブリランテスも続く。
直線に入り、スワーヴリチャードがマイネルサージュとカレンミロティックの間を割って先頭に。その外からはセダブリランテスとソールインパクトが脚を伸ばしてきた。トップハンデのアルバートも懸命に追い上げてきている。しかし、スワーヴリチャードはこれら後続をノーステッキで突き放していく。最後は、2番手に浮上したソールインパクトに2.1/2馬身差をつけてゴール。ダービー2着以来の復帰戦を完勝で飾った。3歳馬の本レース勝利は1997年のタイキエルドラド以来、20年ぶり。3着はさらに1.1/4馬身差でセダブリランテス、アルバートはそのさらに1/2馬身差の4着だった。勝ちタイムは2分30秒0(良)。