■インカンテーション、1年10か月ぶりの復活V!
2番ショウナンアポロンが躓いて最後方からの競馬に。まずは10番コクスイセンが押してハナを切り、これに14番アスカノロマン、15番ディアデルレイなどが続いて最初のコーナーへ。
1コーナーを回って、コクスイセンのリードは3馬身ほど。アスカノロマンが単独2番手、1馬身半差で4番インカンテーション、さらに1馬身差でディアデルレイが続く。1馬身差で8番リーゼントロックと12番ロンドンタウン、直後に11番コスモカナディアン、その外を16番ストロングサウザーが追走。1馬身差で3番ピットボスと6番メイショウスミトモ、直後に5番アルタイルと9番マイネルクロップ、3馬身離れて13番シルクドリーマーが続き、その外に1番ハッピースプリントが上がってきた。1馬身半差で7番ディアドムス、さらに大きく離れた最後方がショウナンアポロンとなった。
1000mの通過タイムは60.7秒。3コーナーに入り、アスカノロマンが前に並びかけていく。インカンテーション、ディアデルレイもこれに続いて最後の直線を迎える。
直線に入ってアスカノロマンが先頭に立ち、インカンテーションとディアデルレイが並んでこれを追う。後ろからはロンドンタウンやアルタイルが脚を伸ばしてきている。コスモカナディアンは全く伸びない。アスカノロマンは残り200mを切って苦しくなり、インカンテーションとディアデルレイが馬体を併せながら前に出た。さらに外からアルタイルも襲いかかってきたが、最後はインカンテーションが抜けてゴールイン。2度目の骨折から復帰後は8、12、13着と連敗していたが、ここで復活を果たした。2着は1/2馬身差でディアデルレイ、3着はさらに1/2馬身差でアルタイルとなった。ロンドンタウンは4着、コスモカナディアンは12着だった。勝ちタイムは1分52秒0(稍重)。