■ルージュバックが牡馬を破って重賞4勝目
4番ブラックバゴがスタートで出遅れ。10番マイネルミラノが押してハナを奪い、これに7番ディサイファ、13番マイネルディーン、8番ステファノスなどが続いて最初のコーナーへ。
1コーナーを回って、マイネルミラノのリードは3馬身ほど。ディサイファが単独2番手、また3馬身開いてマイネルディーン、直後に6番ルージュバックと17番トルークマクト、この2頭の間にステファノスがいる。1馬身差で1番パリカラノテガミと15番カフジプリンス、2頭の間に9番タンタアレグリア、1馬身差の外に11番マイネルサージュ、その内に3番ショウナンバッハと2番アルバートが続く。1馬身差で16番ツクバアズマオー、1馬身差で12番デニムアンドルビー、さらに1馬身差で5番グランアルマダが続き、2馬身差で14番モンドインテロ、そこから一頭離れた最後方がブラックバゴとなった。
1000mの通過タイムは63.1秒。3コーナーに入って、マイネルミラノがさらにリードを広げにかかる。2番手のディサイファの後ろにはルージュバックとステファノスが続く。
最後の直線に入ったところで、マイネルミラノは4馬身ほどのリードをつけた。2番手にはステファノスが浮上し、最内を突いたルージュバックが3番手に。その後ろからはタンタアレグリアが脚を伸ばしてきた。残り200mを切ってマイネルミラノの脚はさすがに鈍り、内からルージュバック、外からステファノスが襲いかかってきた。ゴール前でルージュバックが一歩抜け出し、最後はステファノスに1/2馬身差をつけて優勝。牡馬相手に重賞4勝目を挙げた。2着ステファノスからクビ差の3着にはタンタアレグリアが入った。以下4着マイネルミラノ、5着ショウナンバッハ、モンドインテロは9着に終わった。勝ちタイムは2分13秒8(良)。