■エアスピネルが接戦を制しV! 武豊騎手は31年連続重賞勝利!
8番ペイシャフェリスがハナに立ち、1馬身差で3番アルマディヴァン、その外に15番マイネルハニーが上がってきた。1馬身差で2番ケントオーと11番ダンツプリウス、直後に1番ブラックスピネルと9番ダイシンサンダー、その後ろに4番ブラックムーンと掛かり気味の6番エアスピネルが続く。1馬身差で5番フィエロ、10番テイエムイナズマ、17番ムーンクレスト、2馬身開いて13番ピークトラム、その内を7番テイエムタイホーが追走。1馬身半差で16番サクラアドニスと18番ガリバルディ、さらに1馬身差で14番アストラエンブレムが続いて、1頭離れた最後方が12番ミッキージョイとなった。
600mの通過タイムは33.9秒。各馬ほぼ一団となって3-4コーナーを回り、最後の直線へ。
直線に入り、マイネルハニーが一旦先頭に立ったが、早くも外から楽な手応えでエアスピネルが迫ってきた。その後ろからはブラックスピネルやフィエロが脚を伸ばしてきている。エアスピネルは残り200m手前で抜け出し、そのまま楽勝するかに見えたが、ゴール前でブラックスピネルがグイグイと差を詰めてきた。最後は「スピネル」2頭が並んで入線。写真判定の結果、エアスピネルに軍配が上がり、2歳時のデイリー杯2歳S以来となる重賞2勝目を挙げた。ブラックスピネルはハナ差で2着、さらに1/2馬身差の3着にはフィエロが入った。アストラエンブレムは4着、ブラックムーンは9着だった。勝ちタイムは1分32秒8(良)。