12R

京阪杯

16:15発走 / 芝1200m (右 C) / 天候:曇 / 馬場:良
5回 京都 8日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) 別定 16頭
本賞金:3900,1600,980,590,390万円
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レース回顧

■ネロが連覇達成、金沢の吉原寛人騎手はJRA重賞初制覇

 まずは2番ラインスピリットが出て行くが、4番ネロが押してハナを奪った。2番手となったラインスピリットの外に7番ソルヴェイグ、1馬身差の外に10番セイウンコウセイ、その後ろは3番アルマワイオリ、5番ヒルノデイバロー、6番ビップライブリー、11番フィドゥーシアらが一団に。その直後に8番ナリタスターワン、1馬身差で13番タマモブリリアン、さらに1馬身差で12番ダイシンサンダーが続く。1馬身差で14番イッテツ、1馬身差で15番アットザシーサイド、その外に16番ジューヌエコールが続き、一頭離れた最後方が1番ティーハーフとなった。なお、9番メラグラーナはスタート後すぐにズルズルと後退し、3コーナーで競走を中止した。

 前半600mの通過タイムは34.3秒。3-4コーナーでフィドゥーシアが2番手まで上がってきた。その他の各馬も一団となって最後の直線へ。

 直線に入り、逃げるネロをソルヴェイグとフィドゥーシアが追うが、ソルヴェイグは追い出して伸びない。その後ろからはビップライブリーが脚を伸ばしてきた。後方からはイッテツが一気に脚を伸ばしてきている。逃げるネロは渋太い粘りを見せ、フィドゥーシアに抜かさせない。さらにゴール前ではビップライブリー、イッテツ、ダイシンサンダーなども殺到したが、ネロはこれらの追撃も凌ぎ切って優勝。昨年に続く京阪杯の連覇を達成した。また、鞍上・金沢の吉原寛人騎手にとっては、これが初のJRA重賞制覇となった。

 2着はクビ差でビップライブリー、3着はさらにクビ差でイッテツとなった。以下クビ差の4着にフィドゥーシア、ハナ差の5着にダイシンサンダー、ソルヴェイグは9着、アットザシーサイドは11着に終わった。勝ちタイムは1分8秒8(良)。

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