■ステイインシアトルが逃げ切り重賞初制覇
9番ステイインシアトルがダッシュ良くハナを切り、これに10番ミュゼエイリアン、3番マイネルフロストらが続いて最初のコーナーへ。
1コーナーを回って、ステイインシアトルのリードは1馬身。ミュゼエイリアンが単独2番手、その後ろに掛かり気味のマイネルフロストと5番バンドワゴンが続く。直後に8番スマートレイアー、その内に2番スピリッツミノル、1馬身差で6番デニムアンドルビーが続き、2馬身差で4番スズカデヴィアス、1馬身半差で1番ラストインパクト、その内の7番レッドソロモンが最後方となった。
前半1000mの通過タイムは61.6秒。楽なペースで逃げるステイインシアトルを先頭に、各馬3?4コーナーを回って最後の直線へ。
直線に入り、脚色十分のステイインシアトルが後続とのリードを広げにかかる。2番手でマイネルフロストが食い下がり、外からはスマートレイアーが脚を伸ばしてきた。坂を上がってスマートレイアーがグイグイと差を詰めるも、ステイインシアトルも止まらない。最後はステイインシアトルがクビ差スマートレイアーを振り切ってゴール、重賞初制覇を果たした。2着スマートレイアーから1.3/4馬身差の3着には、マイネルフロストが入った。バンドワゴンは7着だった。勝ちタイムは1分59秒4(良)。