■7歳馬スズカデヴィアスが待望の重賞初V
14番ステイインシアトルが好スタートを決めて出ていくが、6番ラインルーフが上がってきてハナを奪った。ステイインシアトルは1馬身差の2番手、2馬身開いて7番カレンラストショー、1馬身差で2番ナスノセイカンと10番トリオンフ、直後に1番スズカデヴィアス、4番シャイニープリンス、12番マイスタイル、その後ろに3番ケントオーと5番トーセンマタコイヤが続く。1馬身差で11番ハッピーユニバンス、その外に13番ステファノスが続き、さらにその外に16番アウトライアーズが上がってきた。1馬身半差で15番ロッカフラベイビーと8番ハクサンルドルフ、その外の9番ナイトオブナイツが最後方となった。
前半1000mの通過タイムは62.3秒。各馬一団となって3?4コーナーを回って最後の直線を迎える。
直線に入り、各馬横に大きく広がっての追い比べとなった。残り400m地点で、前は馬場の中ほどに出したステイインシアトルとナスノセイカン、その内のスズカデヴィアスの叩き合い。外からはトリオンフやマイスタイルが脚を伸ばしてきているが、突き抜けるほどの勢いはない。ステファノスは伸びあぐねいる。残り200mでスズカデヴィアスが先頭に躍り出た。ステイインシアトルとナスノセイカンも懸命に食い下がるが、スズカデヴィアスはこれらを振り切ってゴール。通算33戦目で待望の重賞初制覇を果たした。
2着は3/4馬身差でステイインシアトル、3着はさらに3/4馬身差でナスノセイカンとなった。トリオンフは前3頭を捕まえきれず4着、マイスタイルは6着、ステファノスは11着に終わった。勝ちタイムは2分0秒0(良)。