■2歳王者ダノンプレミアムが完勝! いざ無敗の皐月賞制覇へ!
10番サンリヴァルがダッシュ良くハナを切り、9番ダノンプレミアム、4番リビーリング、3番ジャンダルムと続いて最初のコーナーへ。
2コーナーに入って、サンリヴァルのリードは4?5馬身。ダノンプレミアムが単独2番手、2馬身開いてリビーリング、さらに2馬身離れてジャンダルムが続く。また3馬身離れて8番ワグネリアン、その外に6番アサクサスポット、2馬身開いて1番オブセッションと2番アラウン、さらに3馬身差で7番トラストケンシンが続き、一頭大きく離れた最後方が5番ヘヴィータンクとなった。
1000mの通過タイムは61.5秒。3コーナーに入り、ダノンプレミアムは馬場の良い外に出してサンリヴァルに迫っていく。その後ろにジャンダルムとワグネリアンが続いて最後の直線を迎える。オブセッションは4コーナーをスムーズに曲がれず、大きく外に膨れてしまい、アサクサスポットはその影響を受けてしまった。
直線に入り、残り200m地点でダノンプレミアムがサンリヴァルを交わす。ジャンダルムが3番手、ワグネリアンが4番手で脚を伸ばしているが、ダノンプレミアムも余力たっぷりで捕らえるのは苦しい。結局、最後は悠々と抜け出したダノンプレミアムが、ゴール前で猛追を見せるワグネリアンに1.1/2馬身差をつけてゴール。距離延長の3歳初戦を難なくクリアし、昨年の朝日杯FSに続く無傷の4連勝を飾った。
2着ワグネリアンから1/2馬身差の3着にはジャンダルムが入り、この上位3頭が4月15日に行われる皐月賞の優先出走権を獲得した。オブセッションは7着だった。勝ちタイムは2分1秒0(良)。