■カンタービレが連勝で重賞初制覇 ロックディスタウンは殿13着
8番モルフェオルフェがハナを切り、これに3番ノームコア、13番カラリエーヴァ、1番メサルティムなどが続いて最初のコーナーへ。
1コーナーを回って、モルフェオルフェのリードは1馬身半。ノームコアが2番手、直後にメサルティムと2番バケットリストが続く。1馬身差で10番カンタービレと13番カラリエーヴァ、1馬身半差で12番ファストライフ、その内に4番ロックディスタウンがいるが、折り合っていない様子。1馬身差で6番インヴィジブルワン、直後に9番トーセンブレスと11番キープシークレット、1馬身差で7番ウスベニノキミが続いて、さらに1馬身後ろの最後方が5番ノーブルカリナンとなった。
1000mの通過タイムは61.5秒。3コーナーに入り、ノームコアとメサルティムがモルフェオルフェに並びかけていく。ロックディスタウンは早くもムチが入っており苦しい。
直線に入り、ノームコアがモルフェオルフェを交わしにかかるが、その外からカンタービレが上がってきた。そのさらに外からはトーセンブレスが猛然と追い上げてきている。ロックディスタウンはズルズルと後退。坂を上がってカンタービレが先頭に躍り出た。ここでトーセンブレスが外から襲いかかってきたが、カンタービレがこの追撃も凌いでゴールイン。未勝利からの連勝で初めての重賞制覇を果たした。
トーセンブレスはクビ差の2着。さらに2馬身差の3着には、ノームコアが入った。ロックディスタウンは13着のシンガリ負けとなった。勝ちタイムは1分49秒2(良)。