■ブラックムーン重賞初V 武豊騎手は連覇&32年連続重賞勝利!
12番ウインガニオンが好スタートから押してハナを切る。半馬身差の内に4番アメリカズカップ、さらに半馬身差の内に3番マイネルアウラートが続く。3馬身開いて6番ダノンメジャー、その内に5番カラクレナイ、さらに1馬身後ろに7番レッドアンシェルがいる。2馬身開いて2番ラビットランと13番クルーガー、1馬身半差で1番マサハヤドリーム、さらに1馬身差で10番スズカデヴィアスと11番キョウヘイ、直後に8番ストーミーシーが続き、さらに1馬身後ろの最後方が9番ブラックムーンとなった。
600mの通過タイムは34.2秒。3コーナーに入り、アメリカズカップがウインガニオンに並びかけていく。レッドアンシェルもじわじわと進出、最後方にいたブラックムーンも捲ってきて最後の直線へ。
ウインガニオンは直線入り口で一杯になってズルズル後退。替わってアメリカズカップが先頭に立ち、その外からカラクレナイとダノンメジャー、さらにレッドアンシェルやクルーガーも脚を伸ばしてきたが、大外のブラックムーンがこれらをまとめて差し切った。ブラックムーンはそのまま突き抜けてゴール、重賞初制覇を果たした。鞍上の武豊騎手は昨年のエアスピネルに続く京都金杯連覇で、1987年からの32年連続JRA重賞制覇を達成。2着は3/4馬身差でクルーガー、3着はさらにクビ差でレッドアンシェルとなった。ラビットランは8着だった。勝ちタイムは1分34秒3(良)。