■タワーオブロンドンが突き抜けV! いざGIへ
4番ラブカンプーが好スタートを切ってハナに立った。1馬身差で2番インディチャンプと7番アリア、直後に1番パクスアメリカーナ、3番リュウノユキナ、9番ウォーターパルフェが並び、その外に10番エアアルマス、さらにその外を13番ダノンスマッシュが上がっていった。2馬身差で6番タワーオブロンドン、1馬身半差で12番ラセット、その内に8番イルルーメと11番レッドヴェイロンが並び、さらに3馬身後ろの最後方が5番ピースユニヴァースとなった。
600mの通過タイムは34.5秒。各馬一団となって3-4コーナーを回り、最後の直線へ。
直線に入り、逃げるラブカンプーをインディチャンプやダノンスマッシュが交わしにかかる。パクスアメリカーナも内を突いて上がってきた。タワーオブロンドンは前のエアアルマスと外のラセットが壁になってしまっている。残り200m手前でインディチャンプが抜け出し、内からパクスアメリカーナが2番手に浮上したが、ここで進路を確保したタワーオブロンドンが一気に脚を伸ばしてきた。さらに大外からレッドヴェイロンも追い上げてきている。最後はタワーオブロンドンが突き抜け、パクスアメリカーナに1/2馬身差をつけてゴール。昨年の京王杯2歳Sに続く重賞2勝目を飾った。
さらに1/2馬身差の3着にはレッドヴェイロンが入り、ここまでの上位3頭がNHKマイルCの優先出走権を獲得した。インディチャンプはゴール前で苦しくなり、レッドヴェイロンにハナ差交わされての4着に終わった。勝ちタイムは1分33秒4(良)。