■ストロングタイタンが内から抜け出しレコードV!
順当に6番マルターズアポジーがハナを切り、1番ヤマカツライデン、10番ストレンジクォークなどが続いて最初のコーナーへ。
1コーナーを回って、マルターズアポジーのリードは3馬身。ヤマカツライデンが単独2番手、1馬身半差でストレンジクォーク、その内に11番サトノノブレスが続く。1馬身差で2番トリオンフ、半馬身差の内に8番ストロングタイタン、1馬身差で9番タツゴウゲキ、さらに1馬身後ろに5番トリコロールブルーがいる。1馬身差で4番テイエムイナズマ、3馬身開いて3番モンドインテロ、さらに3馬身離れた最後方が7番ナスノセイカンとなった。
前半1000mの通過タイムは58.2秒。マルターズアポジーを先頭に、各馬3-4コーナーを回って最後の直線へ。
直線に入り、逃げるマルターズアポジーをトリオンフと最内を突いたストロングタイタンが追う。トリオンフの外からはトリコロールブルーが脚を伸ばしてきた。残り200mを切って、ストロングタイタンがマルターズアポジーを内から交わして先頭に躍り出た。外のトリオンフが懸命に食い下がり、ストロングタイタンはこの2頭の争いから置かれてしまった。最後は、ストロングタイタンがトリオンフを1/2馬身振り切ってゴール。待望の重賞初制覇を果たした。また、本馬を管理する池江泰寿調教師は、2015年ラブリーデイ、16年サトノノブレス、17年ステイインシアトルに続く同一重賞4連覇を達成した。
2着トリオンフから2.1/2馬身差の3着には、トリコロールブルーが入った。マルターズアポジーは4着だった。勝ちタイムは1分57秒2(良、コースレコード)。