■アンドリエッテが混戦を断って重賞初V
まずは9番ティーエスクライが押して出て行くが、外から13番エマノン、14番トーセンビクトリーも上がってきて、最終的にはトーセンビクトリーがハナに立った。
2コーナーに入ったところでトーセンビクトリーのリードは3馬身。ティーエスクライが単独2番手、1馬身差でエマノン、その内に4番ミリッサがいる。1馬身差で12番ミエノサクシード、1馬身差で1番ワンブレスアウェイ、直後に7番エテルナミノルと8番スティルウォーター、その後ろに3番アンドリエッテと2番ルネイションが続く。
1馬身差の外に6番キンショーユキヒメと11番アルジャンテ、1馬身差で5番レイホーロマンス、その外に10番ヴァフラームが続いて、さらに1馬身半差の最後方が15番フェイズベロシティとなった。前半1000mの通過タイムは59.6秒。3コーナーでトーセンビクトリーのリードはなくなり、後方勢も差を詰めて、各馬一団となって最後の直線を迎える。
直線に入り、一杯になったトーセンビクトリーをミリッサ、エマノンらが追うが、ミリッサの内を割ってアンドリエッテが上がってきた。エマノンの外からはワンブレスアウェイとミエノサクシードが脚を伸ばしている。レイホーロマンスは伸びてはいるものの位置取りの差で苦しく、キンショーユキヒメも伸びあぐねている。
残り200mを切ってアンドリエッテが先頭に躍り出た。ワンブレスアウェイが2番手に浮上。ミエノサクシードは一歩遅れて、優勝争いはアンドリエッテとワンブレスアウェイに絞られた。最後はアンドリエッテがワンブレスアウェイをクビ差振り切ってゴール。格上挑戦で重賞初制覇を果たした。
2着ワンブレスアウェイから2馬身差の3着はミエノサクシード。ミリッサは5着、レイホーロマンスは6着、キンショーユキヒメは7着だった。勝ちタイムは1分59秒1(良)。