■ハヤヤッコがゴール手前で差し切り重賞初V

　ほぼ揃ったスタート。1コーナーまで先行争いはもつれたが、8番ハヤブサナンデクン、13番サトノギャロスが抜け出す。2馬身差で7番ブラックウォーリア、12番ロードリバーサル、15番ビルジキールが続き、後続を離していく。

　向こう正面に入ると流れが落ち着き、11番エルモンストロ、10番デルマルーヴル、14番アッシェンプッテルが先団に取り付いていく。4番ヴァイトブリックはその後ろ。更に後ろから5番ワシントンテソーロ、2番アヴァンセ、9番トイガー、6番ハヤヤッコ。2馬身後ろに3番ブルベアイリーデ、最後方に置かれて1番メスキータという隊列。最初の1000mは1:00.0。

　3-4コーナーで馬群が凝縮し、直線に入るとデルマルーヴル、サトノギャロスが抜け出した。残り100m付近でこの2頭と、外から脚を伸ばすハヤヤッコ、ブルベアイリーデ、内を突いたトイガーの5頭に絞られた。

　最後までもつれた追い比べはハヤヤッコに軍配が上がった。一度は抜け出し粘っていた2着デルマルーヴルにクビ差を付け重賞初制覇。勝ちタイムは1:51.3(良)。1/2馬身差の3着にはトイガーが入った。以下、クビ差の4着にブルベアイリーデ、1/2馬身差の5着にサトノギャロス。