■インティ完勝、6連勝で重賞初V! 武豊騎手は33年連続重賞制覇
4番インティがスタートを決めてハナを切り、これに5番スマハマ、1番グレンツェント、3番チュウワウィザードなどが続いて最初のコーナーへ。
2コーナーに入って、インティのリードは1馬身半。2番手にスマハマ、その内にグレンツェントが続く。直後にチュウワウィザードと8番モルトベーネ、2頭の間に7番アンジュデジールがいる。1馬身差で11番マイネルバサラ、1馬身差で10番コスモカナディアンが続く。
4馬身ほど開いて2番アスカノロマン、その外に12番メイショウスミトモ。また3馬身開いて6番アングライフェン、その外に9番シャイニービームが続き、さらに1馬身半後ろの最後方が13番カゼノコとなった。
1000mの通過タイムは61.5秒。インティは後続を引きつけつつ、3-4コーナーを回り、最後の直線に入る。
直線に入り、インティが楽な手応えで後続を引き離しにかかる。スマハマが懸命に食い下がるも差は開き、その外からチュウワウィザードが上がってきた。残り200mで満を持してインティにムチが入る。もうついてこれているのはチュウワウィザードだけで、3番手のスマハマとの差は大きく開いた。
そのチュウワウィザードにしても食い下がるのが精一杯で、勝負は完全に決した形。最後は、インティがチュウワウィザードに2馬身差をつけてゴール。デビュー2戦目の未勝利戦から6連勝で重賞初制覇を飾り、フェブラリーSの優先出走権を獲得した。鞍上の武豊騎手はこれで1987年から33年連続JRA重賞制覇となった。
3着は、チュウワウィザードから7馬身差でスマハマ。アンジュデジールは12着に終わった。勝ちタイムは1分49秒8(良)。