■シャケトラが5馬身差圧勝! 重賞連勝で平成最後のGI・天皇賞へ
11番コルコバードがスタートで出遅れ。1番ロードヴァンドールと5番サイモンラムセスがハナを争う。4馬身ほど開いて4番ステイインシアトル、その外に8番ヴォージュ。5馬身開いて6番ソールインパクト、その外に7番カフジプリンスが続く。
3馬身開いて2番リッジマン、1馬身半差で9番アドマイヤエイカン、その内で3番ケントオー、さらに1馬身後ろに10番シャケトラがいる。さらに3馬身後ろの最後方がコルコバードとなった。先行争いを制したサイモンラムセスを先頭に、各馬1周目のスタンド前へ。1000mの通過タイムは59.3秒。
2周目に入り、ロードヴァンドールがハナを奪う。サイモンラムセスと3番手になったヴォージュとは7-8馬身の差がある。3コーナー手前でサイモンラムセスは一杯になって後退。ここでシャケトラが一気に進出を開始した。シャケトラは2番手に上がり、ロードヴァンドールに並びかけたところで最後の直線を迎える。
直線に入り、シャケトラが先頭に立って後続を突き放していく。ロードヴァンドールは2番手で渋太く粘るも、内からソールインパクト、外からカフジプリンスが迫ってきた。しかし、残り200mで既にシャケトラの勝利は揺るがない状態で、最後はカフジプリンスに5馬身差をつけてゴール。骨折明けだった前走のAJCCに続く重賞連勝を飾った。
2着カフジプリンスから2.1/2馬身差の3着はロードヴァンドール。以下4着ソールインパクト、5着アドマイヤエイカン、リッジマンは6着、コルコバードは10着に終わった。勝ちタイムは3分6秒5(稍重)。