■ソダシがレコードで無傷2連勝！ 白毛馬初のJRA芝重賞制覇！

　12番ヴィゴーレがスタートで出遅れ。1番ピンクカメハメハが好スタートを切ってハナをうかがい、これに6番バスラットレオン、13番ソダシ、11番ウイングリュックらが続いてコーナーに入る。

　1コーナーを回って、先頭はピンクカメハメハ。2馬身差の2番手にバスラットレオン、1馬身差の外にウイングリュック、その内に5番スライリーが続く。1馬身差でソダシ、直後に2番ヴェローチェオロと9番ウインルーア、この2頭の間に3番ジオルティがいる。

　1馬身差で14番アオイゴールド、1馬身差で7番コスモアシュラ、直後に10番リキサントライと4番カガフラッシュ、2頭の外に12番ヴィゴーレ、そのさらに外に8番ユーバーレーベンが続き、これが最後方となった。

　1000mの通過タイムは59.2秒。3コーナーに入って、バスラットレオンとソダシが前に出る。その外にユーバーレーベンも上がってきた。ピンクカメハメハは一杯になったか後退していく。

　直線に入って早々にソダシがバスラットレオンを振り切って抜け出す。バスラットレオンは苦しくなってユーバーレーベンが2番手に浮上。ユーバーレーベンはそのままソダシとの差を詰めていくも、ソダシもしっかり脚を伸ばして、最後はソダシがユーバーレーベンをクビ差振り切ってゴールイン。白毛馬による芝のJRA重賞制覇という快挙を果たした。

　2着ユーバーレーベンから1.3/4馬身差の3着にはバスラットレオンが踏ん張った。ピンクカメハメハは13着だった。勝ちタイムは1分48秒2(良、2歳コースレコード)。