■ダーリントンホールが追い比べを制し重賞初制覇

　5番アジュバントが出負けし後方から。2番ビターエンダーと3番ココロノトウダイが出たなりでハナを窺うも、内のビターエンダーが押し出される。直後に1番エン、7番フィリオアレグロ。

　差がなく4番シングンバズーカ、6番ダーリントンホールが追走。内から5番アジュバントが巻き返し、8番マイラプソディは後方2番手。最後方に9番シコウという隊形。最初の1000mは1分3秒2とスロー。

　ほぼ一団のまま3-4コーナーを回っていき、ビターエンダーが先頭のまま直線の攻防へ。ビターエンダーがそのまま抜け出せる勢いで追い出し開始も、好位まで追い上げていたダーリントンホールが内から応戦。残り400m過ぎからこの2頭の追い比べが始まった。この後ろでココロノトウダイ、フィリオアレグロ、マイラプソディが追いすがるも、差は詰まらない。

　結局、ビターエンダーとダーリントンホールの追い比べはゴールまで続き、写真判定の末ダーリントンホールに軍配が上がった。勝ちタイムは1分49秒6(稍重)。ビターエンダーはハナ差の2着。4馬身差の3着にフィリオアレグロが入った。マイラプソディは伸び切れず4着までだった。