■ダノンスマッシュが逃げ切り重賞5勝目

　大外枠から13番ダノンスマッシュが果敢にハナ。2番手の9番セイウンコウセイに2馬身ほどのリードを取る。内には2番グルーヴィット。12番ステルヴィオ、10番タワーオブロンドン、5番レッドアンシェルも好位集団。

　差がなく11番エントシャイデン、8番ショウナンライズ。やや空いて6番ライラックカラー、7番ストーミーシー。後方には1番ラヴィングアンサー。最後方に3番ケイアイノーテックと4番ドーヴァーという隊形。最初の600mは35秒2。

　スローペースでダノンスマッシュが逃げる。3-4角で後続を引き付けながらも、余裕たっぷりの手応えで直線に入った。

　ラチ沿いを空けてダノンスマッシュが逃げる。グルーヴィットは道なりに内を突き、ステルヴィオは外からスパート。タワーオブロンドンは間を突いている。しかし、ダノンスマッシュは持ったままで後続を寄せ付けない。

　結局、ダノンスマッシュがそのまま逃げ切って優勝した。勝ちタイムは1分19秒8(稍重)。外から迫ったステルヴィオが1.1/4馬身差の2着、グルーヴィットがさらに3/4馬身差の3着に入った。タワーオブロンドンは伸びを欠き8着だった。