■コルテジアが競り合いを制し重賞初制覇
4番ギベルティがハナ。外から7番ストーンリッジが2番手に上がり、以下1番コルテジア、5番グランレイ、3番トゥルーヴィル、8番アルジャンナ、6番サトノゴールドまでがほぼ一団。少し離されて2番サイモンルモンドが最後方を追走していく。
ギベルティは3コーナーまでに後続に約3馬身のリードを作る。最初の1000mは1分2秒0とスロー。3コーナーの下り坂を利用してストーンリッジが徐々に差を詰め、コルテジアも外目から前に詰め寄っていく。ストーンリッジがギベルティに並びかけたところで直線に入った。
ギベルティは抵抗する間もなくストーンリッジとコルテジアに交わされてしまい、残り200mでこの2頭の一騎打ちに。アルジャンナも外から追い出されているが、前には5馬身ほどの差がある。
結局、コルテジアがストーンリッジをゴール前でクビ差退け優勝した。勝ちタイムは1分48秒3(良)。アルジャンナはじりじり詰め寄るも1/2馬身差の3着まで。逃げたギベルティはさらに2馬身差の4着、グランレイは最下位8着だった。