■クロノジェネシスが直線半ばで先頭に立って押し切る
8番ドレッドノータスが出負け。4番アメリカズカップがラチ沿いを通って先手を取ってリードを広げていく。他の馬は悪い馬場を避け、馬場の二分どころで馬群を形成していく。
2番手に5番ステイフーリッシュ。ドレッドノータスはこの後ろまで巻き返し、続いて7番クロノジェネシス、10番ガンコ、6番アルメリアブルーム、9番ノーブルマーズ。やや離れた後方2番手に1番カレンブーケドール、最後方に2番プリンスオブペスカという隊形で向こう正面を通過していく。
最初の1000mは1分1秒1。アメリカズカップは後続に10馬身以上差を広げているが、ペースが極端に速いわけではない。
淡々としたペースでレースは進んでいくが、3-4コーナーの下り坂で、後続集団が徐々にアメリカズカップとの差を詰める。2番手ステイフーリッシュ、3番手クロノジェネシス、カレンブーケドールはこの直後まで追い上げたところで直線に入った。
直線半ばでクロノジェネシスが一気に先頭に立つ。ステイフーリッシュはジリジリ、カレンブーケドールも良く伸びてはいるがクロノジェネシスに迫るほどの勢いはない。
結局、クロノジェネシスが押し切ってゴール。勝ちタイムは2分16秒4(重)。2.1/2馬身差の2着にカレンブーケドール、さらに1.3/4馬身差の3着にステイフーリッシュが入った。