■クリンチャーが抜け出し完勝! ダートでも重賞制覇
5番ベストタッチダウンがハナを切り、10番エアアルマスが2番手。さらに1番ワイドファラオ、6番クリンチャーが続く形で最初のコーナーへ。
1コーナーを回ってベストタッチダウンのリードは2馬身。2馬身開いてエアアルマスとワイドファラオ、直後にクリンチャー、1馬身差で2番マグナレガーロが続く。2馬身開いて7番ヒストリーメイカー、1馬身差で3番ナムラカメタローと9番スワーヴアラミス、この2頭の間に4番テーオーエナジーが続き、2馬身後ろの最後方が8番エイコーンとなった。
1000mの通過タイムは60.5秒。ここでエアアルマスがベストタッチダウンに並びかけていく。その外にクリンチャーも続き、ヒストリーメイカーも上がってきたところで最後の直線を迎える。
直線に入り、クリンチャーがエアアルマスを競り落として先頭に立つ。クリンチャーはそのまま2馬身、3馬身とリードを広げ独走態勢に入った。エアアルマスは苦しくなってヒストリーメイカーが2番手に浮上。さらに最後方からエイコーンがぐんぐんと脚を伸ばしてきた。
最後はクリンチャーがヒストリーメイカーに3馬身差をつけてゴール。2018年京都記念以来の重賞2勝目、芝ダート双方でのJRA重賞制覇を果たした。3着はさらに4馬身差でエイコーン、エアアルマスはさらに3/4馬身遅れての4着、ベストタッチダウンは10着だった。勝ちタイムは1分49秒9(良)。