■7番人気グロンディオーズが差し切り重賞初V

　9番メイショウテンゲンがスタートで出遅れ。6番ブラックマジックがハナに立って、1馬身差で8番ジャコマル、その内に4番ヒュミドールが続く。1馬身差で14番タイセイトレイル、直後に3番オーソリティがいる。

　1馬身差で15番パフォーマプロミス、さらに1馬身差で2番ダノンテイオーと16番アイスバブル、2頭の間に10番グロンディオーズが続く。1馬身半差で1番ナムラドノヴァンと13番ポンデザール。1馬身差で11番ボスジラ、さらに1馬身後ろに12番ワセダインブルーがいる。

　2馬身開いて5番サトノガーネットとメイショウテンゲン。さらに2馬身後ろの最後方が7番ミスマンマミーアとなった。各馬1周目のスタンド前へ。ここでメイショウテンゲンが先団まで上がってきた。2周目に入り、3コーナーでジャコマルがブラックマジックに並びかけていく。その後ろにオーソリティも続いて最後の直線を迎える。

　直線に入り、残り400mを切ったところでオーソリティが先頭に立つ。外から脚を伸ばしてきたグロンディオーズが2番手に浮上。ヒュミドール、ポンデザール、ナムラドノヴァン辺りも伸びているが、前2頭とは差が開いていく。

　一旦は完全に抜け出したオーソリティだったが、グロンディオーズがじわじわと差を詰める。最後はグロンディオーズがオーソリティをクビ差交わして優勝。重賞初制覇を果たした。

　2着オーソリティから5馬身差の3着はポンデザール。4着はナムラドノヴァン、5着はヒュミドールとなった。勝ちタイムは3分31秒2(良)。