■シャドウディーヴァが差し切って悲願の重賞初制覇
16番アカイイトと6番リアアメリアが出遅れ。9番レッドベルディエスも後方からの競馬となる。内枠で先行争いが発生するが、3番ローザノワールが押して先手を取り切る。4番アンドラステが2番手に付けて向こう正面に入っていく。
やや空いた好位集団に8番サトノダムゼル、2番スマートリアン、5番シゲルピンクダイヤ、17番デゼル。中団から後方にかけて、12番サンクテュエール、11番アブレイズ、10番ミスニューヨーク、15番ドナアトラエンテ、13番マジックキャッスル、18番セラピア、1番フィリアプーラ、14番マルターズディオサ、7番シャドウディーヴァと続いていく。以下ばらけて、アカイイト、レッドベルディエス、リアアメリアが追走。
最初の1000mは59秒4。ややばらけて4コーナーに向かい、2番手追走のアンドラステがローザノワールに並びかけたところで直線に入った。
アンドラステが残り400m地点で単独先頭に立つ。後続は外に追い出されて広がって前を追うが、アンドラステの勢いが良く中々差が詰まらない。
残り200mを切ってもアンドラステが先頭だが、外からマルターズディオサとシャドウディーヴァが強襲。特にシャドウディーヴァの勢いが良く、一完歩ずつアンドラステと差を詰める。
ゴール前は接戦となるが、シャドウディーヴァがアンドラステを差し切って優勝。18度目の重賞挑戦で待望の初制覇を果たした。アンドラステはクビ差の2着。さらに1.1/4馬身差の3着にマルターズディオサが入った。勝ちタイムは1分45秒6(良)。人気のマジックキャッスルは直線内で伸びず15着、デゼルは直線力尽きて16着に終わった。