【金鯱賞】シンガリ人気のギベオンがV! デアリングタクト2着に敗れる
5番ギベオンがハナを切り、これに9番サトノフラッグ、3番ブラヴァス、10番ポタジェが続いて最初のコーナーへ。1番デアリングタクトは6番手の位置。1コーナーを回ってギベオンのリードは1馬身。2番手にサトノフラッグ、1馬身差でブラヴァスとポタジェ、2頭の間に4番グローリーヴェイズがいる。
2馬身開いてデアリングタクト、その内に8番ペルシアンナイト、3馬身開いて2番サンレイポケットと6番ジナンボーが続き、一頭離れた最後方が7番キセキという隊列になった。1000mの通過タイムは61.4秒。ギベオンを先頭に、各馬3-4コーナーへ。デアリングタクトは外を回って最後の直線に入った。
直線に入ってもギベオンは粘りを見せ、サトノフラッグ、グローリーヴェイズ、ポタジェらが交わせないでいる。デアリングタクトはなかなかエンジンがかからず、キセキも上がってきてはいるが位置取りの差が大きい。
最後はエンジンがかかったデアリングタクトが猛然と差を詰めたものの、ギベオンがこれを振り切ってゴール。シンガリ人気馬が三冠牝馬を破る大金星を飾った。デアリングタクトはクビ差の2着、さらに1/2馬身差の3着にポタジェが入った。グローリーヴェイズは4着、キセキは5着だった。勝ちタイムは2分1秒8(重)。