■メイケイエールとエリザベスタワーの1着同着 武豊騎手は35年連続JRA重賞制覇
2番ストゥーティがハナを切り、1馬身半差で4番シャーレイポピー、1馬身差で5番エリザベスタワーが続くが、掛かってしまっている。エリザベスタワーの外に6番エイシンピクセル、これらの内にメイケイエールがいるが、こちらも完全に掛かっており、前へ上がっていく。
エリザベスタワーの後ろに10番マリーナと8番テンハッピーローズ、その内に3番レアシャンパーニュ、1馬身朝で12番タガノディアーナ、さらに1馬身差で9番シャドウエリスが続く。2馬身開いて11番バリコノユメ、その外の最後方が7番タイニーロマンスとなった。
600mの通過タイムは33.7秒。先頭はメイケイエールに変わり、2番手にストゥーティ、3番手にシャーレイポピーと続く形で最後の直線へ。
直線に入り、逃げるメイケイエールの内にエリザベスタワーが入った。外からはストゥーティ、タガノディアーナが脚を伸ばしてきている。一旦はエリザベスタワーが前に出たが、メイケイエールもしぶとく差し返す。ストゥーティはこの争いから一歩遅れ、外からタガノディアーナが襲いかかる。
最後はメイケイエールとエリザベスタワーが完全に並んでゴール。写真判定の結果、この2頭の1着同着となった。3着もストゥーティとタガノディアーナの際どい争いとなったが、ストゥーティに軍配が上がり、メイケイエール・エリザベスタワー・ストゥーティが桜花賞の優先出走権を獲得した。タガノディアーナはハナ差で4着。勝ちタイムは1分33秒8(稍重)。