■シャフリヤールがJRAレコードタイでV! 全兄アルアインとの兄弟制覇
1番プログノーシスが出遅れ。好スタートを切った8番ウエストンバートがハナに立ち、2馬身開いて2番ディープリッチと5番ダディーズビビッド、2頭の間に4番ルペルカーリアが続く。1馬身差で3番レヴェッツァと7番グレートマジシャン、2頭の間に6番シャフリヤールがいる。
2馬身開いて9番ロジローズ、さらに3馬身離れた最後方がプログノーシスとなった。ルペルカーリアが2番手に上がって3コーナーへ。1000mの通過タイムは57.6秒。シャフリヤールはルペルカーリアの後ろ、グレートマジシャンはその外に続く形で最後の直線を迎える。
直線に入ってルペルカーリアが先頭に立つも、その内からシャフリヤールが迫る。外からグレートマジシャン、馬群の中からプログノーシスも上がってきた。残り200mを切ってシャフリヤールが抜け出し、グレートマジシャンが2番手に上がって差を詰める。ルペルカーリアは苦しくなって脱落、プログノーシスがこれを交わして3番手に。
最後はシャフリヤールがグレートマジシャンをクビ差振り切ってゴール。タイムはJRAレコードタイとなる1分43秒9(良)で、驚異のコースレコード勝ちとなった。2着グレートマジシャンから1.3/4馬身差の3着はプログノーシス。ルペルカーリアは4着だった。