■クロノジェネシス完勝! 牝馬初のグランプリ3連覇を達成!
1番ユニコーンライオンがハナを切り、2番レイパパレは2番手に控える構え。2馬身開いて7番クロノジェネシス、その外に13番キセキが上がってきて最初のコーナーに入る。1コーナーを回ってユニコーンライオンのリードは1馬身。2番手にレイパパレ、1馬身差でキセキ、直後に4番ワイプティアーズとクロノジェネシスが続く。
1馬身差で10番カレンブーケドール、直後に6番シロニイと9番アリストテレス、さらに1馬身後ろに11番モズベッロがいる。3馬身開いて3番メロディーレーン、1馬身差で5番アドマイヤアルバ、2馬身開いて12番ミスマンマミーアが続き、さらに2馬身後ろの最後方が8番カデナとなった。
1000mの通過タイムは60.0秒。3コーナーを回ってレイパパレがじわじわとユニコーンライオンに並びかけていく。クロノジェネシスは変わらず4番手、カレンブーケドールもその後ろに続く形で最後の直線へ。
直線に入り、レイパパレがユニコーンライオンを交わしにかかるも、ユニコーンライオンもしぶとく食い下がる。2頭の後ろからはクロノジェネシスが良い脚で上がってきた。カレンブーケドールはクロノジェネシスに置かれる形で、前3頭との差が開いてしまった。
坂を上がってクロノジェネシスが一気に突き抜ける。2番手争いはユニコーンライオンがレイパパレを差し返す形となり、最後はクロノジェネシスがユニコーンライオンに2.1/2馬身差をつけてゴール。牝馬としては史上初となるグランプリ3連覇を果たした。
レイパパレはさらにクビ差の3着でキャリア初の敗戦。カレンブーケドールはさらに2馬身遅れての4着だった。勝ちタイムは2分10秒9(良)。