■エリカヴィータが差し切って樫切符獲得
ほぼ揃ったスタートから3番パーソナルハイが先手を主張し2コーナーを曲がっていく。外から14番シンシアウィッシュが迫って交わしにかかるが、パーソナルハイは譲らない構え。
競り合う前2頭から4馬身ほど空いて12番モチベーション、2番エリカヴィータ、13番ルージュスティリア、6番マイシンフォニー、9番ラスールが追走。シンシアウィッシュは結局2番手に控え、パーソナルハイは単騎逃げとなる。
中団後方で8番キタサンシュガー、7番ゴールデンアワー、15番ヴァンルーラーが並び、以下10番ホウオウバニラ、1番ルージュエヴァイユ、5番エバーハンティング、4番ストキャスティーク、11番トゥーサンという隊列で進む。最初の1000mは1分00秒2。
3?4コーナーにかけてシンシアウィッシュと3番手以降の差はほとんどなくなるが、逃げるパーソナルハイは息を入れつつも単独先頭をキープ。直線に入っても後続には3馬身ほどの差を開いている。
そのまま逃げ切るかにも思われたが、残り200mを切ると内目を通っていたエリカヴィータとシンシアウィッシュが併せながら前に迫ってくる。結局、ゴール前でエリカヴィータが抜け出しで優勝を果たした。勝ちタイムは2分00秒4(良)。
粘ったパーソナルハイが3/4馬身差の2着、シンシアウィッシュはハナ差の3着に入った。