■メイケイエールが人気に応えて重賞5勝目

　3番ギルデッドミラーは大きく出遅れ。2番リフレイムが先手を取り、10番ラウダシオン、11番ビオグラフィーが2、3番手。1番ミッキーブリランテ、8番シャインガーネットがこれらに続く。12番メイケイエールはなだめられながら好位馬群の後ろを追走していく。

　中団にかけて4番スカイグルーヴ、5番クリスティ、7番リレーションシップ。やや空いた後方に9番タイムトゥヘヴン、6番ワールドバローズ、ギルデッドミラーが追走。

　最初の600mは34秒4。リフレイムが単独先頭で4コーナーを回っていき、2番手のラウダシオンとは3馬身ほどのリードを取って直線に入った。

　坂を上りながらリフレイムは右に斜行して馬群から離れていく。それに伴い馬群の先頭はラウダシオンに変わるが、外からメイケイエールが並ぶ間もなく交わしていく。

　メイケイエールは残り100m辺りで完全に抜け出し、直後から追ったスカイグルーヴを振り切って優勝。1月のシルクロードS以来、通算5度目の重賞勝利を飾った。勝ちタイムは1分20秒2(良)。

　スカイグルーヴは1/2馬身差の2着、さらに3/4馬身差の3着にタイムトゥヘヴンが追い込んだ。前年の覇者ラウダシオンは追い比べに敗れ5着。