■アスクビクターモアがドウデュースを振り切って重賞初制覇
ほぼ揃ったスタートから3番リューベックが主導権。外から10番アスクビクターモアが2番手に上がる。直後に6番ボーンディスウェイ、2番メイショウゲキリンが続いていく。
7番ドウデュースは初手5番手。中団に5番マテンロウレオが追走し、8番ラーグルフ、1番ジャスティンロック、9番インダストリア、4番アケルナルスター、11番ロジハービンと縦長の馬群で続いていく。最初の1000mは1分01秒1。
3コーナーへ向けて馬群は徐々に凝縮していくが、最後方にいたロジハービンが捲るように進出しペースアップ。ロジハービンは3・4番手で止まり、前のリューベックとアスクビクターモアが並んでやや後続との差を開く。ボーンディスウェイが3番手で食い下がり、ドウデュースはやや位置を下げて直線へと入った。
残り200mのところでアスクビクターモアがリューベックを交わして先頭。ボーンディスウェイは外に出され、ドウデュースは巻き返してこの内を突く。外からはジャスティンロック、インダストリアも伸びているが、ゴール前では前3頭の争いになる。
結局、先に抜け出したアスクビクターモアが後続を振り切って優勝。1勝クラスからの連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分00秒5(良)。詰め寄ったドウデュースがクビ差の2着、ボーンディスウェイがさらに1/2馬身差の3着に入った。