■ブービー人気クリノプレミアムが変わり身を見せて重賞初制覇
6番クールキャット、11番ルビーカサブランカは飛び上がるようなスタートで後方から。1番ロザムール、7番シャムロックヒル、10番ローザノワール、12番スマイルカナが先手を窺うが、内のロザムールがコーナーワークで主導権。内のポケットに4番ドナアトラエンテが取り付いていく。
好位の後ろに5番ジュランビル、3番ミスニューヨーク、14番アブレイズ。1馬身差で15番フェアリーポルカが追走し、2番シングフォーユー、16番クリノプレミアムが中団後方。以下もほとんど差なく、8番ゴルトベルク、13番スライリー、ルビーカサブランカ、クールキャット。最後方に9番テルツェットという隊形。最初の1000mは1分0秒2。
平均ペースで3?4コーナーを回っていき、4コーナーで馬群が一気に凝縮。ミスニューヨークは最内に進路を取り、アブレイズは外5頭目あたり、クリノプレミアムはそのさらに外に出されて直線に入った。
残り200m地点で横にずらりと並んだ混戦。最後はそこからミスニューヨーク、アブレイズ、クリノプレミアムが抜け出して追い比べになるが、外のクリノプレミアムがこれを制して優勝した。勝ちタイムは1分46秒8(良)。
1/2馬身差の2着にアブレイズ、さらにクビ差の3着にミスニューヨークとなった。以下、クビ・クビ・ハナ差でスライリー、テルツェット、ルビーカサブランカと続いた。