■スタニングローズがゴール前で抜け出し重賞2勝目
ばらついたスタートの中から11番サウンドビバーチェが先頭に立つ。外から9番コルベイユが2番手に上がる。以下、1番エバーハンティング、3番ロジレットと続いて最初のコーナーを回っていく。
向こう正面に入るところで12番スタニングローズが3番手まで上昇。中団にかけて10番サンカルパ、4番ニシノラブウインク、8番ライラック、6番エコルフリューゲル。以下、ばらけて7番カヨウネンカ、2番サークルオブライフ、5番シーグラスと続く。
最初の1000mは1分00秒8。向こう正面に入ったところで縦長だった馬群は、後続が早めに追い上げてきたことで凝縮していく。サウンドビバーチェがマイペースで逃げるところ、4コーナーでスタニングローズとサンカルパが手応え良く並んでいく。
直線に入るとサンカルパは後退し、サウンドビバーチェとスタニングローズによる一騎打ちの様相。後方からはサークルオブライフやライラックが伸びるも、交わせるほどの勢いはない。
前2頭の競り合いはゴールまで続くが、最後はスタニングローズがわずかに出て優勝。3月のフラワーCに続く重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分59秒9(良)。サウンドビバーチェはクビ差で2着、さらにクビ差の3着に追い込んだライラックが入った。サークルオブライフは4着だった。