■ファルコニアが競り合いを制して待望の重賞初V
9番シュリが競走除外となり13頭の争い。二の脚の速さで1番ベレヌスがスタート直後から単独先頭に立つが、2コーナーでペースを落としたところを12番ミッキーブリランテが一気に叩いてハナを奪う。
ベレヌスは2番手。以下、11番ファルコニア、2番コムストックロード、13番クリノプレミアムと好位で続く。
中団で、6番ミスニューヨーク、8番ダーリントンホール、3番インテンスライト、14番レインボーフラッグ、4番シャーレイポピー、10番ルフトシュトロームが一団。2馬身空いて5番タガノディアマンテ、最後方に7番ルークズネストと続いて3コーナーに向かっていく。
最初の600mは35秒5。ミッキーブリランテは単独で1馬身前に出てマイペースで逃げていく。ベレヌスはこれに並ぶことができず、代わりに3番手追走のファルコニアが進出して直線に入る。
残り200mの坂を上るところでファルコニアがミッキーブリランテに並びかけて追い比べとなる。その後ろからクリノプレミアムやミスニューヨークも伸びて接戦になるが、最後は前の競り合いからファルコニアが抜け出して優勝。
重賞8度目の出走で初制覇を飾った。勝ちタイムは1分33秒6(良)。ミッキーブリランテはクビ差の2着、さらに1/2差の3着にクリノプレミアムが入った。