■14番人気ドゥラエレーデが勝利し3連単246万超の大波乱
各馬が牽制し合う中、8番トップナイフが押して先手。11番ドゥラエレーデが2番手、18番ミッキーカプチーノが3番手に上がり隊列が決まっていく。内からは3番シーウィザード、5番フェイトも3番手へ。
1馬身差で1番ファントムシーフと6番グリューネグリーン。その間に4番セレンディピティがいて、2番ハーツコンチェルト、9番セブンマジシャン、17番ジュンツバメガエシ、7番ボーンイングランデも差なく続く。後方にかけて7枠の3頭、13番ヴェルテンベルク、14番ジェイパームス、15番キングズレインが並走し、後方3番手に10番ガストリック。以下、14番ジェイパームス、16番スカパラダイスという隊形で向こう正面を通過していく。
最初の1000mは1分01秒5。トップナイフとドゥラエレーデの前2頭が折り合い、スローペースで3コーナーに入っていく。3番手にいたミッキーカプチーノは早くも鞍上の手が動き始めるも、前2頭との差が詰まらないまま直線に向かう。
坂を上っても後続は詰め寄ることができず、トップナイフとドゥラエレーデによるデッドヒート。残り100m辺りではトップナイフが半馬身ほど前に出ていたが、最後の最後でドゥラエレーデがこれを交わして優勝した。勝ちタイムは2分01秒5(良)。トップナイフはハナ差の2着。1.1/4馬身差離れた3着に、外から追い込んだ6番人気キングズレインが入った。