■12番人気アフリカンゴールドが逃げ切り重賞初制覇
揃ったスタートから11番アフリカンゴールドが先手を取り、早くも単独先頭でマイペースに持ち込む。2番マリアエレーナ、6番ユーバーレーベン、1番タガノディアマンテが好位を追走。
中団には4番レッドガラン、8番ラーゴム、13番ディアマンミノル。1馬身半差で7番ダノンマジェスティ、5番サンレイポケット。内からは3番エヒトが追走。以下、9番ジェラルディーナ、12番マカヒキが後方。行き脚がつかなかった10番レッドジェネシスは向こう正面で進出を開始し、中団まで位置を押し上げている。最初の1000mは1分1秒7。
ペースが上がらず先団に各馬が上昇してくるが、3コーナーに入るところでアフリカンゴールドはペースアップして後続を引き付けない巧い立ち回り。一旦は並びかけようとしたマリアエレーナ、ユーバーレーベンを振り切って4コーナーを回っていき、手ごたえ十分に直線へと入った。
マリアエレーナが再度差を詰めようとするも、アフリカンゴールドが追い出されるとさらに突き放される。ユーバーレーベンは後退し、内からタガノディアマンテが脚を伸ばすが前とは遠い。
結局、アフリカンゴールドがセーフティーリードを保ったまま逃げ切り勝ち。12番人気を覆す快勝で重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは2分11秒9(稍重)。タガノディアマンテが1.1/4馬身差の2着。ゴール前で急追したサンレイポケットがさらにクビ差の3着に入った。ユーバーレーベンは盛り返そうとするも5着まで。