■ロータスランドが押し切って重賞2勝目
13番クリスティは飛び上がるようなスタートで後方から。他の馬は並んでスタートを切るが、中でも6番アスタールビーが積極的に先手を主張する。7番ロータスランドが2番手に上がり、外から15番タンタラスが3番手。18番ビップウインク、8番シゲルピンクルビー、2番スカイグルーヴも差なく続く。
中団には14番ジュランビル、11番ギルデッドミラー、4番プールヴィル、1番サンクテュエール、16番ドナウデルタ。その後ろに12番ビッククインバイオ、10番オールアットワンス。後方にかけて3番クリノプレミアム、17番アクアミラビリス、5番コロラトゥーレ、クリスティ。最後方に9番メイショウケイメイという隊形。最初の600mは34秒3。
極端に緩むことなくレースは進み、3-4コーナー中間で早くもアスタールビーの手は動き始める。4コーナーでロータスランドが先頭に首を覗かせ、外からタンタラスが並んで直線へと入った。
直線に入るとロータスランドがタンタラスを引き離して単独先頭。空いた内からスカイグルーヴが脚を伸ばすが最後は脚色が同じになり、結局ロータスランドが押し切って優勝した。勝ちタイムは1分19秒7(良)。鞍上の岩田望来騎手はJRA重賞98回目の騎乗にして待望の初勝利。
スカイグルーヴは1/2馬身差の2着、盛り返したタンタラスがさらに1馬身差の3着に入った。なお、ビッククインバイオは直線入り口で馬体に故障を発生し競走中止。