■テイエムスパーダが日本レコードで圧勝、今村聖奈騎手は重賞初騎乗V
ほぼ揃ったスタートから15番スティクスが前に出るが、内からこれを制して5番テイエムスパーダが先手を取る。スティクスは競り合うことなく2番手に控える。2列目には2番アネゴハダ、3番レジェーロ、13番モントライゼ、17番ファストフォースが追走し、やや空いた中団から1番レインボーフラッグ、4番シホノレジーナ、10番メイショウチタン、14番タマモティータイムと続いていく。
後方にかけて16番アンコールプリュ、11番カリボール、9番ロードベイリーフ、8番タイセイビジョン。以下、12番スマートリアン、6番メイショウケイメイ、7番スナークスターと追走する。
最初の600mは31秒8。テイエムスパーダは重賞初騎乗の今村聖奈騎手に促されながらハイペースでコーナーを回っていく。スティクスとの差は徐々に開いていき、直線に入るときにはすでに独走状態。
結局、ゴールまで後続の巻き返しはなくテイエムスパーダが圧勝した。勝ちタイム1分05秒8(良)で、2年連続日本レコードを更新。今村聖奈騎手は重賞初騎乗で重賞初制覇の快挙となった。
3.1/2馬身差の2着に内から追い込んだタイセイビジョンが入り、1/2馬身差の3着に1番人気アネゴハダとなった。