■マリアエレーナが5馬身差の圧勝で重賞初V
8番プリマヴィスタが出走取消となり15頭立ての競走。2番マリアエレーナが好スタートから前に出るが、9番シフルマンがこれを制して先手。11番ショウナンバルディ、6番タガノディアマンテが先団で雁行して1コーナーに入っていく。マリアエレーナはインのポケットで脚を溜めていく構え。
3番ムジカが好位を追走し、差なく15番スーパーフェザー、7番ピースオブエイト、1番アーデントリーを続く。中団以降もあまり差なく、16番ヒュミドール、4番ジェラルディーナ、13番モズナガレボシ、12番ヒンドゥタイムズ、14番カテドラルが追走して向こう正面に入る。後方2頭目に5番ダブルシャープ、単独の最後方に10番カデナという隊形。
最初の1000mは58秒9。淡々としたペースで流れる中、3コーナーにかけてダブルシャープが捲りに出てレースを動かす。4コーナーではこれを張るようにマリアエレーナが外に持ち出され、直線入り口では持ったまま先頭に立つ勢い。
マリアエレーナは先頭に立つと後続との差をどんどん開いていく。残り200mでは既に5馬身ほどのリードがあり、後続は2着争いの様相。
結局、強い走りを見せたマリアエレーナがそのまま押し切って圧勝。重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分57秒4(良)。5馬身差でヒンドゥタイムズ、さらにハナ差でジェラルディーナと入線した。