■ディープ最終世代ライトクオンタムが無傷2連勝
ばらついたスタートから7番ペースセッティングが先手。5番クファシルが唯一これを追いかけ、3番手以下との差が開いていく。5・6馬身ほど空いて3番スズカダブル、2馬身差で4番トーホウガレオン、さらに2馬身差で2番ライトクオンタムが追走。以下、1番サンライズピース、6番シンゼンイズモと続く。
最初の600mは34秒8。ペースセッティングは大きくペースを落とすことなくコーナーを回っていく。トーホウガレオンが馬なりで進出するが、ペースセッティングとの差は直線入り口で5馬身ほどある。
直線に入ると各馬が内外に広がって追い比べ。ペースセッティングは良く粘り、直後にいたクファシルの脚色が鈍る中、大外に出されたライトクオンタムがじりじりと前との差を詰め、ゴール前で差し切って優勝。東京芝マイルの新馬戦に続くデビュー2連勝を飾った。勝ちタイムは1分33秒7(良)。鞍上の武豊騎手はこの勝利で、JRA重賞37年連続勝利、およびJRA重賞通算350勝を達成。
1馬身差の2着にペースセッティング、さらに1馬身差でトーホウガレオンが入った。