■シーズンリッチが抜け出し角田大河騎手と人馬で重賞初V
10番エマヌエーレと11番フルメタルボディーが好スタートを切るが、内から2番セレンディピティがハナを主張。400mを過ぎた辺りで先頭に立つ。フルメタルボディーは2番手で折り合い、3馬身ほど空いて1番フェイトとエマヌエーレが続いていく。
1馬身差で13番ドットクルー、3番シーズンリッチ、8番ノッキングポイント、さらに2馬身空いて4番オメガリッチマン、6番ダブルジョーク、12番アドマイヤイル、9番マイネルメモリーが一団で続く。5-6馬身離れて人気の5番キングズレイン、6番ダブルジョークという隊形で3コーナーを通過していく。
最初の1000mは59秒2。セレンディピティが単独先頭で逃げるところ、後ろ2頭以外は徐々に進出して一団の馬群に。キングズレインは鞍上が促すも、進みが一息で馬群に追い付けない模様。
直線に入ると外からエマヌエーレが先頭に立つが、これをめがけてドットクルー、ノッキングポイントも脚を伸ばす。また、馬群の間からはシーズンリッチが追い込んできて、残り100mでは3頭の争いとなる。そんな中、シーズンリッチがゴール前でもう一伸びして1着を取り、鞍上の角田大河騎手と人馬で重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分46秒6(良)。
以下、それぞれ1/2馬身差でノッキングポイント、ドットクルーと入線。キングズレインは見せ場なく12着に敗れた。