■樫の女王はチェルヴィニア! 桜花賞13着から巻き返し
16番ショウナンマヌエラがダッシュ良くハナへ。これに17番タガノエルピーダ、11番ヴィントシュティレ、18番ランスオブクイーンらが続いて最初のコーナーへ。1コーナーを回ってショウナンマヌエラのリードは1馬身。2番手にヴィントシュティレ、大きく離れてタガノエルピーダとランスオブクイーン、また4馬身ほど離れて2番クイーンズウォークが続く。
1馬身差で9番ラヴァンダ、直後に1番ミアネーロと10番アドマイヤベル。この2頭の間に7番ステレンボッシュ、直後に12番チェルヴィニアと15番サフィラがいる。1馬身差で4番パレハ、1馬身差で5番コガネノソラ、さらに1馬身差で14番ライトバック、その内に3番エセルフリーダが続く。1馬身差で6番サンセットビューと8番ホーエリート、その直後の13番スウィープフィートが最後方となった。
1000mの通過タイムは57秒7。先頭はヴィントシュティレに変わり、ショウナンマヌエラとの差を広げたが、3-4コーナーで一杯となり後続各馬が一気に殺到。各馬一団となって最後の直線を迎える。
直線に入り、各馬横に広がっての追い比べとなった。先頭はランスオブクイーンとなったが、その外からクイーンズウォークが迫り、内では狭いところをステレンボッシュが割ってきた。さらに馬場の外からはチェルヴィニアが一気に脚を伸ばしてきている。後方にいたライトバックも馬群を捌きながら上がってきた。
残り200mを切ってステレンボッシュが一旦は先頭に立つも、外からチェルヴィニアが襲いかかる。最後はチェルヴィニアがステレンボッシュが差し切ってゴール。桜花賞13着から巻き返して樫の女王の座に輝いた。
ステレンボッシュは1/2馬身差の2着で2冠ならず。さらに1.3/4馬身差の3着はライトバック、クイーンズウォーク、ランスオブクイーンの激戦となったが、ライトバックに軍配が上がった。クイーンズウォークが4着、ランスオブクイーンが5着。勝ちタイムは2分24秒0(良)。